日本HPが“NonStop”超並列機にItanium 2搭載機を追加

日川佳三(編集部) 2005年05月31日 15時31分

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 日本ヒューレット・パッカードは6月、同社の無停止型並列機であるNonStop Serverとして初めてCPUにItanium 2を採用した機種「HP Integrity NonStopサーバNS16000」の受注を始める。価格は7500万円(税抜き)から。NS16000はNonStop機の最上位機となる。

HP Integrity NonStopサーバNS16000

 NS16000を除くNonStop機はCPUに米MIPS TechnologiesのRISC CPUを使っている。今回ラインアップに追加したNS16000は、NonStop機の需要である24時間365日無停止で業務を続ける可用性の高さと、Itanuim 2の処理性能の高さを両立する製品である。処理性能はおよそ2倍になる。OSとアプリケーションは専用のものを使う。従来のNonStop機で動作している業務アプリケーションは、バイナリ互換またはソースコード互換で、そのまま動作する。

 NonStop機は名前が示す通り、部品の多重化や障害性対策によって可用性の高さを追求したコンピュータであり、日本ヒューレット・パッカードによれば可用性は99.9999%に達する。CPUモジュール間やストレージなどのI/O間の通信にはServerNetと呼ぶインターコネクト用のルーターチップを用いて拡張性を確保している。NonStopブランドとServerNetは元々、現在の米Hewlett-Packardを構成する企業の1つである米Tandem Computersを代表するブランドだった。

 NS16000では新たに、従来の2重化に加え、複数CPUで構成するCPUモジュールを3重化させる運用ができる。3個のCPUモジュールのうち1個のCPUモジュールが搭載するCPUが誤った演算結果を出力した場合に、多数決によって残りの2個のCPUモジュールの演算結果を信用する。誤った演算結果を出したCPUはCPUモジュールから切り離して運用を続ける。

 1ノードの最小構成は、2CPU、メモリ4Gバイト、ディスク144Gバイトである。1ノードの最大構成は16CPU、メモリ512Gバイト、ディスク467Tバイトである。クラスタ構成時には、最大255ノードで運用できる。255ノード時のCPU数は16×255で4080個になる。ノードとなる筐体のサイズは幅610×高さ2007×奥行1143ミリ・メートルで重量は545キロ・グラムから。

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