編集部からのお知らせ
Pick up! ローコード開発の行方
「これからの企業IT」の記事はこちら

ビジネス用PCの約半数はいまだにWindows 2000--第1四半期米調査

Ina Fried (CNET News.com)

2005-06-15 11:43

 企業におけるMicrosoft「Windows XP」の使用率は高まってきているものの、ビジネス用PCの約半数がいまだに古い「Windows 2000」を稼働させていることが最新の調査で明らかになった。

 AssetMetrixが米国時間14日に発表した調査結果は、Microsoftが相も変わらず頭を悩ませている問題を浮き彫りにするものだった。Microsoftが膨大な資金をWindowsおよび「Office」デスクトップソフトウェアの新バージョン開発に投入しているにも関わらず、多くの顧客は、すでに料金を支払って購入し、順調に動作している旧バージョンのソフトウェアをわざわざ更新しようとは考えていないというのである。

 AssetMetrixの調査では、ほとんどの企業がWindows NT 4、Windows 95、Windows 98などの古いWindowsはもはや使用していないことも判明した。

 2005年第1四半期におけるWindows XPの使用率は38%で、2003年第3四半期の6.6%から大幅に上昇している。一方、Windows 2000の人気は依然高く、2003年第3四半期の数字からは4%ほど下落したものの、2005年第1四半期には、ビジネス用PCの48%が同オペレーティングシステム(OS)を利用しているという結果が出た。

 オタワに拠点を置くAssetMetrixの調査部門でマネージングディレクターを務めるSteve O'Halloranは、「本調査で、Windows 2000が多くのIT環境で今も重要な役割を果たしていることが明らかになった」と、報告書の中で述べている。

 アナリストらも、このところユーザーはアップグレードを進んで行わなくなってきたと、近年の傾向を指摘している。

 例えば、Directions on MicrosoftのアナリストMichael Cherryは、ユーザーがアップグレードを検討する間隔は「そのたびごとに長くなっている」と話している。

 Microsoftは6月末にもWindows 2000のサポートを原則的に打ち切る予定だが、これは同OSを現在も使用し続けている企業にとって大きな問題となる。セキュリティ上の欠陥を修復する重要なパッチのリリースは続けられるが、OS自体のアップグレードはほとんど行われなくなると考えてよい。またセキュリティと関係のないサポートは、有料化されるという。

 Microsoftは現在、最後のWindows 2000のアップデートを準備中だ。同社は2004年、完全なサービスパックの提供を中止し、今後は、2003年の「Service Pack 4」発表後にリリースされたセキュリティパッチおよびアップデートを1つにまとめた「Update Rollup」を供与していくことを決定している。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 運用管理

    ファイルサーバ管理のコツはここにあり!「無法状態」から脱出するプロセスを徹底解説

  2. クラウドコンピューティング

    社員の生産性を約2倍まで向上、注目の企業事例から学ぶDX成功のポイント

  3. コミュニケーション

    真の顧客理解でCX向上を実現、いまさら聞けない「データドリブンマーケティング」入門

  4. ビジネスアプリケーション

    デメリットも把握しなければテレワークは失敗に?─LIXIL等に学ぶ導入ステップや運用のコツ

  5. 運用管理

    ニューノーマルな働き方を支えるセキュリティ-曖昧になる境界に変わらなくてはならないデータセンター運用

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]