リコーは7月5日、ハイブリッドCD-R(ROM部分と書き込み可能部分をあわせもつCD-R)を利用したインテリジェントディスクの発売を発表した。
今回発売されるインテリジェントディスクは2種類。データを暗号化してCD-R部分に記録し、パスワードを設定することにより安全にデータの搬送や管理が行える「KIMITSU」と、インターネット会員サイトのIDとパスワードを複数記憶し、アクセス毎に自動ログインが行える「NetKeyholder」の2製品だ。
両モデルに採用されているハイブリッドCD-Rは、一般のCD-Rと同等の書込、読取性能を持つもので、CD-ROM部にアプリケーションを搭載し、CD-R部分をユーザー記録エリアとして使用する同社独自のものとなっている。
「KIMITSU」、「NetKeyholder」の発売日は7月22日となっており、価格はオープン、月産枚数はそれぞれとも1万枚の予定。
同社は今後、ハイブリッドCD-Rを利用した商品群を、コンシューマー向けにもラインナップする。