デルは7月13日、中堅・中小企業向けに高可用性に注力したデータベースパッケージ「Dell SE RACパッケージ」Windows版を発売すると発表した。同製品は、導入サービスや動作検証、運用サポートまで含めたオールインワンパッケージとなっている。クラスタリング技術「Oracle Real Application Clusters 10g」を用いる。
パッケージの概要は以下のとおり
- サーバノード:「PowerEdge 2850」2台
- ストレージ:「Dell | EMC CX300」
- 監視用サーバ:「PowerEdge 750」
- インターコネクト:「PowerConnect 5324」2台
- ソフト:「Oracle Database 10g Standard Edition」
- OS:「Windows2003 EE」
同社では、すでにLinux版の「Dell SE RACパッケージ」を販売している。また個別案件としてはWindows環境での検証も行っていたが、今回の「Dell SE RACパッケージ」Windows版は、すでに導入実績のあるWindows版SE RAC環境をパッケージ化したものとなる。
価格はハードやソフト、構築・保守サポート付きで10ユーザーライセンスあたり1300万円から。7月15日に行われる同社のイベント「Dell Enterprise Showcase」では同製品の詳細な紹介と導入事例を紹介する予定だという。