シーフォーテクノロジー(C4T)は7月25日、リマージュジャパンとの機密保護製品に関する戦略的協業について発表した。これにより、リマージュ製品とC4Tのセキュリティ技術を連携させ、データの安全なバックアップや受け渡しが可能な製品、システムを提供していく。
リマージュは米Rimageの国内法人で、CDやDVDへのデータ書き込みを行うオンデマンドパブリッシングシステム機器製品を手がけている。同社の製品を使うと、記録メディアへのデータ書き込みとラベル面への印刷を同時に処理できる。
両社は、リマージュのCD/DVD制作機器と、C4Tの暗号および秘密分散といったセキュリティ技術を組み合わせ、セキュリティ機能付きのデータ保管、バックアップ、分散バックアップ、受け渡しシステムを構築する。
協業の第1段階では、リマージュ製品を導入している顧客の専用システムに対し、C4Tがセキュリティ技術を提案していく。第2段階では、リマージュ製品をネットワーク化するためのセキュリティソフトを提供する。将来は、リマージュ製品のバンドル販売や、監視/ログ機能を付加したカスタムメイドのセキュリティソリューションの提案などにも取り組む。