ソフトフロント(阪口克彦社長)と富士通ビー・エス・シー(富士通BSC、兼子孝夫社長)は、ソフトフロントの「SIPセールスパートナープログラム」契約を締結した。
同プログラムは、ソフトフロントのセールスパートナーである組込み系ソリューションプロバイダー企業に対し、各種組込み用プラットフォームに対応した「UA開発セット」や「VoIP開発セット」などのSIP/VoIPミドルウェアのサブライセンスを提供するもの。同時に、エンドユーザーであるメーカーに対しては、同社のパートナー企業がSIPミドルウェアおよびシステムインテグレーションサービスを提供する。
今回の提携により、富士通BSCは組み込み製品市場の新たなIP製品に対して、ソフトフロントの製品も組み込んだ適切なワンストップサービスを提供できるようになる。両社はSIP市場拡大が見込まれる次世代IP携帯端末や3.5G/4G携帯電話、デジタル情報家電などをターゲットに、組み込みソフトウェアのシステムインテグレーションを展開する。