物産ネットワークス(古賀宗仁社長)と三井物産セキュアディレクション(MBSD、野村一洋社長)は、「ワーム拡散防止ソリューション」を共同発売した。
同ソリューションは、米ミラージュ・ネットワークスのワーム拡散抑止アプライアンス製品「Mirage CounterPoint」と、米ファウンドリー・ネットワークスのネットワーク製品を組み合わせたもの。
パケットモニタリング機能を搭載したファウンドリー・ネットワークスの「sFlow」から得た情報を基に、同社のネットワークマネージメントソフトウェア「IronView Network Manager」と連携して攻撃に関連するルーター・スイッチに攻撃を防ぐ設定を自動で行う。これにより、装置単体ではなく、ネットワーク全体で攻撃トラフィックを防御することが可能。
また、ワームに感染したパソコンをネットワーク内に接続した場合でも、「Mirage CounterPoint」が発信元を隔離することによって、自動的に二次感染を防ぎ、攻撃者によるアタックを「おとりホスト」に向けさせることで、ワームやウイルスの拡散も防止する。
物産ネットワークスは、同ソリューションを社内デモルームで展示する。また両社は、「ワーム拡散防止ソリューション」に関する共同セミナーを開催する予定。