米ヴイエムウェアは、仮想化のオープン規格制定に向け、米国内の業界各社 と協業すると発表した。協業するのは、AMD、BEAシステムズ、BMCソフトウェ ア、ブロードコム、シスコ、コンピュータ アソシエイツ インターナショナル、 デル、エミュレックス、HP、IBM、インテル、メラノックス、ノベル、キュー ロジック、レッドハットの各社。
今回の協業で、同社は「VMware Community Source」という新しいプログラ ムを制定、VMware ESX Serverのソースコードとインターフェースをパートナー 各社に提供する。同プログラムはコラボレーションに基づく開発モデルとガバ ナンス共有を通じ、パートナー各社がVMware ESX Serverの方向性に寄与でき るようにするもの。
同社では、VMware ESX Serverのオープンソース化によって、オープン規格 による仮想化インターフェースが使用可能になり、相互運用性とサポート性の 拡大、新しい仮想化対応技術の促進などが期待されるとしている。