アドビの「Reader」および「Acrobat」に脆弱性--バッファオーバーフローの可能性

Joris Evers(CNET News.com) 2005年08月18日 11時53分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Adobe Systemsの「Adobe Acrobat」および「Adobe Reader」にセキュリティ脆弱性があり、これが悪用されると、PCが停止させられたりハイジャックされたりするおそれがある。

 Adobeは米国時間16日、セキュリティ勧告を発表し、リモート攻撃者が悪質なPDFファイルを作成して、標的としたコンピュータのAcrobatやReaderをクラッシュさせたり、コンピュータを乗っ取ったりする可能性があることを明らかにした。Adobeは、この問題を修正するアップデートを提供している。

 Adobeによれば、このセキュリティ脆弱性の影響を受けるのは、Windows/Mac OS/Linux/Solaris向けのAdobe Readerと、Windows/Mac OS向けのAdobe Acrobatであるという。セキュリティ監視企業Secuniaは、米国時間16日に公開した勧告の中で、同問題を「非常に深刻」と評価している。

 Adobeは、AcrobatおよびReaderに含まれる中核的なアプリケーションプラグイン内で、バッファオーバーフローが起こる可能性があると、この脆弱性について説明した。勧告には、問題を発見したのはAdobe自身であることも記されていた。

 バッファオーバーフローは頻繁に悪用されるセキュリティホールで、プログラムが割り当てられたバッフアを超えてメモリにデータを書き込んだ場合に起こる。攻撃者はこれを悪用して、バッファからあふれるように計算されたデータを意図的にコンピュータに送りつけ、悪質なコードを実行させることができる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
トランザクションの今昔物語
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算