インテリジェントウェイブ(山本祥之社長)は、同社従来製品の内部情報漏えい対策システム「オペレーション ディフェンス コントローラ(OPDC)」に、暗号化機能とDRM機能を追加したCWATクライアント製品「オペレーションディフェンスコントローラ プロ(OPDC Pro)」を9月12日に発売する。
「OPDC Pro」は、PCクライアントのオペレーション監視と不正オペレーション防止ができる「OPDC」に、これまで「CWAT暗号オプション」として別売していた暗号化機能を標準装備したもの。あわせて、イーディーコントライブ(小椋量友紀社長)の専用ビューア技術を採用し、強固なDRM機能を提供する。
主な機能は、(1)PCクライアント電源ON/OFF、Login/Logoffの監視と自動遮断(OPDCで提供済)、(2)外部接続バス、アプリケーション、ファイル操作監視と自動遮断(OPDCで提供済)、(3)不正もち出しモバイルPCの監視(OPDCで提供済)、(4)PCクライアント上に保管されるデータの自動暗号化(Proのみ)、(5)メール添付ファイル等の閲覧、編集操作制限付与(Proのみ、DRM機能)――など。
なお、「OPDC Pro」の出荷開始にともない、従来製品「OPDC」の名称を「オペレーションディフェンスコントローラ スタンダード(通称、OPDC (S))」へと変更する。