富士ゼロックスは9月20日、特許情報検索/活用支援サービス「富士ゼロックスDocuPatプライベートサーバーサービス」に約
2000万件の科学技術文献情報をオプションとして追加し、特許情報と科学文献情報を統合した国内で初めての検索サービスを開発したと発表した。科学技術文献情報の検索サービスは9月21日から提供開始となっている。
DocuPatプライベートサーバーサービスとは、日米の特許情報を網羅したコンテンツをベースとし、保守・運用を含めた環境と仕組みを備えた特許情報検索/活用支援サービスだ。今回は、独立行政法人科学技術振興機構(JST)が提供する約2000万件の科学技術文献情報がオプションとして追加されたほか、特許情報と科学文献情報を統合した国内で初めての検索サービスが開発された。これにより、特許情報と文献情報の双方が統一されたユーザーインターフェースで検索可能となり、専門家以外でも特許と文献を一元的に利用できる。
なお、利用料金は個別見積もりとなる。目安としては、日本国特許を対象とした機本契約DocuPatプライベートサーバーサービスで同時接続ユーザー数が20名の場合、初年度の料金は年額約1779万円、次年度以降は年額約1429万円となる。「DocuPat科学技術文献オプション」のモデル価格は、同時接続ユーザー数が20名の場合は年額1450万円。