サン・マイクロシステムズは9月28日、新型デュアルコアプロセッサ「UltraSPARC IV+プロセッサ」を搭載するサーバ「Sun Fire V490」「同V890」「同E2900」「同E4900」「E6900」の販売を開始した。10月より順次出荷を始める。
UltraSPARC IV+の動作周波数は1.5GHz。2つの演算コアを内蔵しており、同社は「『UltraSAPRC IVプロセッサ』と同等の価格で、アプリケーション性能を最大1.8倍向上させる」とする。従来のUltraSPARCプロセッサとバイナリ互換なので、既存アプリケーションを再コーディング、再コンパイルすることなく、そのまま実行できる。製造プロセスルールは90nm。
新型サーバに搭載可能な最大プロセッサ数は、V490が4個、V890が8個、E2900およびE4900が12個、E6900が24個。各モデルの構成例と税別価格は以下のとおり。
- Sun Fire V490
税別価格:446万3000円
プロセッサ:UltraSPARC IV+×2個
メモリ:8Gバイト
ハードディスク:147Gバイト×2 - Sun Fire V890
税別価格:907万1000円
プロセッサ数:UltraSPARC IV+×4個
メモリ:16Gバイト
ハードディスク:147Gバイト×4 - Sun Fire E2900
税別価格:1353万5000円
プロセッサ数:UltraSPARC IV+×4個
メモリ:16Gバイト
ハードディスク:147Gバイト×2 - Sun Fire E4900
税別価格:2196万9000円
プロセッサ数:UltraSPARC IV+×4個
メモリ:16Gバイト
PCI+IOアセンブリ他 - Sun Fire E6900
税別価格:2980万7000円
プロセッサ数:UltraSPARC IV+×4個
メモリ:32Gバイト
PCI+IOアセンブリ他