スローネットは10月11日、シニア世代の交流、活動を活性化することを目的としたシニア向けソーシャルネットワーキングおよびブログサービスを提供するインターネットサイト「スローネット」をリニューアルした。
スローネットは、サイト全体を1つの街ととらえ、自分の家(マイトップ)、メンバーが集まる広場(コンテンツコミュニティ)、ほかの会員の家(他会員のページ)の3つの機能で構成されるシニア向け交流サイト。それぞれのページを色分けするなど、シニア世代にも使いやすい工夫がなされている。
今回のリニューアルでは、シニア世代が自然にソーシャルネットワーキングに参加できる機能やサービスを追加。例えば、自分の家(マイトップ)で登録した情報が更新された場合に新着情報として表示されるほか、自分史やアルバム、研究発表などをブログで公開できる機能が追加されている。
また、会員同士がワンクリックで容易にウイルスの心配のないメールを交換できる「私書箱」機能や、会員同士の交流をサポートする「名刺交換」機能を追加。快適な交流環境を実現している。
さらに、現在存在する「写真」「パソコン」「カルチャー」などのコンテンツに加え、『僕って何』で第77回芥川賞を受賞した作家、三田 誠広氏による日誌風のエッセイや京都舞妓さんの「花街日誌」、温泉評論の第一人者、石川 理夫氏の温泉エッセイなどのコンテンツも順次公開される予定だ。
今後、同社は会員数10万人を目指し、企業提携によるサービスの追加やコンテンツの拡充などを推進していく計画という。