アクティブ・ウェーブ(山本秀三社長)は、スペインのアンフィビア社と業 務提携し、情報漏えい・不正利用防止対策に役立つPCセキュリティ管理・監視 ソフト「デスクトップ オービター」を10月21日に発売する。
ネットワーク上のPCの利用状況を常時監視し、自動的に利用履歴を記録する 機能に加え、PCの利用制限を設定する機能をサポート。ソフトは、ログ収集・ レポート作成を行い、各PCへの制限を設定する「管理ソフト」と、各クライア ントPCに搭載する「サテライトソフト(エージェント)」で構成され、各クラ イアントPCの利用状況とイベントを24時間監視する。
監視機能では、使用アプリケーションや使用時間、インターネット利用、印 刷実績など、「いつ」「誰が」「何をしたか」を自動的に記録・保存。 これ らの利用履歴は、PCごとに自由に取り出すことができる。CSVやエクセル、HTM L形式などで保存・加工できるレポート機能も備えており、利用状況を解析も 可能だ。
PC利用制限機能では、禁止された操作をした場合に、利用者へ警告を通知。 さらに、アプリケーションのインストール制限、システムフォルダやシステム ツールなどへのアクセス制限も行える。利用制限は、各クライアントに、個別 または一括して設定可能。個々のPC利用状況やセキュリティポリシーをもとに、 特定のドライブへのアクセス、アプリケーション利用、PC使用時間などを柔軟 に設定できる。このため、企業はもちろん、家庭でもパソコン利用状況の監視 ・把握などに活用できる。
価格は、個人向けの「1ライセンス版(ファミリ版)」が1万2600円、管理ソ フト1本を含んだ「5ライセンス版」が12万9150円、「10ライセンス版」が17万 1150円など。対応OSは、Windows XP、Windows 2000、Windows 2003。なお、体 験版を同社サイト上でダウンロード提供している。