大日本印刷は10月26日、コンテンツと関連性が高いブログ記事や扱っている事象の周辺地図を同一ページ内に表示するシステムを開発したと発表した。
このシステムでは、同社の開発したブログサイト専用の検索システムを利用してブログ記事の収集する。収集したブログの内容や地理的関係を分析し、関連性を評価して対象となるブログをピックアップする。
内容はRSSやリンク、トラックバックを分析して関連性の評価をする。地理的関係については、記事中に記載されている住所情報をもとに関連性の評価をする。これらの情報をもとに対象コンテンツと関連ブログ記事へのリンク、対象コンテンツやブログで扱っている事象に関する周辺地図などを一覧表示するページを自動で生成する。地図はゼンリンデータコムが提供する「e-map」を利用している。
同社では11月よりテストマーケティングを開始し、来春までに本格サービスを開始する予定だ。販売形態はASP方式またはシステム販売で、同社は2007年3月までに20ユーザー、3億円の売上げを見込む。