World Wide Web Consortium(W3C)は11月8日、ウェブ上におけるルール交換方法の標準化を目的とした「Rule Interchange Format(RIF)ワーキンググループ」を設置すると発表した。
W3Cとは、ウェブの発展促進や相互運用性を保証する共通のプロトコルを開発、ウェブの可能性を最大限に導き出すべく設立された会員制の国際産業コンソーシアムだ。今回は、ルール記述交換形式の標準化を目的とした「RIFワーキンググループ」を設立。ビジネスルールやセマンティックウェブの開発者や利用者などが集まり、核となるルール記述言語とその拡張、ルール記述言語間での相互変換などを策定することになる。
なお、この活動は、マサチューセッツ工科大学および米国空軍研究所による二者間協力協定(F30602-00-2-0593号)に従い、DARPAエージェント記述言語計画の一環として米国国防総省高等研究計画局からの研究資金により実施される。