デルは11月30日、ヴイエムウェアの仮想化ソフトによるサーバ統合と仮想化に必要なハードやソフト、サービスを一括提供するパッケージ製品「Dell|VMware 仮想インフラストラクチャ・プラットフォーム」を発表した。
このパッケージ製品は、デルのサーバ「PowerEdge」、ストレージ「Dell | EMC CX/AX」、システム構築サービスと、仮想化ソフト「VMware ESX Server」およびVirtual SMPオプション、VirtualCenter、P2V Assistantなどのソフトをセット提供するネットワールドの「VMware Virtual Infrastructure Starter Kit」などで構成する。含まれるハードはすべてデルとヴイエムウェアが検証しているため、短期間、低リスクでのシステム導入が可能になる。
構築するシステムの規模に応じ、3種類のパッケージを用意する。概要と税込み価格は以下のとおり。
- CX300 SANプロダクション・システムモデル:VMware ESX Server(4ノード)、Virtual Center、CX300 SAN、ヴイエムウェア製品オールインワン、システム構築サービス付き。2309万1180円
- AX100 SAN - VMotionエントリーモデル:VMware ESX Server(2ノード)、Virtual Center、AX100 SAN、システム構築サービス付き。1019万2455円
- シングル・サーバモデル:VMware Virtual Infrastructure Node(P2V Assistantなし)、機器設置/導入サービスとシステム構築サービスはオプション。175万7175円