ヴイエムウェアは4月5日、日本IBMのブレードサーバ「BladeCenter HS20」に同社製品がバンドルされ、「VMwareバンドルモデル」として発売されることを発表した。
今回BladeCenter HS20にバンドルされるVMware Virtual Infrastructure Node(VIN)にはESX Server 2.5、Virtual SMP、VitualCenter Agent、VMotionが含まれており、非常にスケーラブルな仮想マシンプラットフォームを実現。BladeCenterとVINの組み合わせによるサーバの仮想化でサーバリソース利用率を70〜90%以上にすることが可能となり、少数の物理サーバでより多くのサービス提供が行えるというもの。
そのほか、より高スペックなブレードサーバへの移行、運用作業の軽減、サーバ準備の簡易化、仮想マシンのダイナミックなリソース配分などの制御も実現。ITインフラストラクチャの削減やシステム管理の複雑さを減少させることによって、費用対効果の高いビジネスの展開が可能になる。
ヴイエムウェアと日本IBMは2002年より世界市場で提携を進めているほか、2004年5月には3年間の戦略的提携を発表。今回バンドルモデルを提供することにより、日本市場においても戦略的パートナーシップを展開し、よりシンプルな運用とITリソースの利用効率向上を実現する仮想化ソリューションを目指す。