ワークスアプリケーションズは12月1日、退職する社員に対して再入社の権利を与える「カムバック・パス制度」を同日より開始すると発表した。
この制度では、退職する社員が退職表明時点で希望し、かつ在職中に一定の成果を収めたと会社側が認めた場合、その評価に応じて3〜5年間有効の再入社パスを付与。期間中に退職者が再度ワークスへの入社を申し出れば、無条件で再入社を受け入れられる。
すでにワークスは、新卒者向けのインターンシップで成績優秀者に3〜5年間いつでも入社可能なパスを発行する制度を設けている。新卒時に一度別の会社を選んだものの、パスを行使してワークスに入社するケースも多く見受けられた実績を受け、今回の制度を導入した。
同制度では、退職理由を問わない。配偶者の転勤や親の介護といった理由だけでなく、転職や起業など、新たな可能性に挑戦したいと会社を離れた退職者も対象となる。