SPSS、スタンドアロン版のデータマイニングツール「Clementine Desktop」を提供開始

CNET Japan Staff

2006-01-12 02:12

 エス・ピー・エス・エス(SPSS)は1月11日、データマイニングツール「Clementine」のスタンドアロン版「Clementine Desktop」の提供を同日より開始すると発表した。

 Clementine Desktopは、PC単体で利用できるスタンドアロン型のデータマイニングツール。データマイニングに基づくレポーティングや顧客のセグメント化に必要なデータの加工や分析機能を持つ「Clementine Desktop Base」を基本モジュールとし、分析ニーズに応じて「Clementine Desktop Classification」「Clementine Desktop Segmentation」「Clementine Desktop Association」の3つモジュールから選択、組み合わせて使用できる。

 グラフなどのレポーティング機能も充実しており、Excelやテキスト形式をはじめ、HTMLや画像ファイルなどで出力することも可能。すでに2005年8月から試験的に公共機関/非営利法人に限定して提供し、好評価を得たことから、今回広く一般企業ユーザー向けにも提供することになった。

 対象となるユーザーは、アナリスト、調査担当、顧客ターゲティングといったCRM、品質管理分析などの業務担当者など。標準価格は最小構成(保守料込み)で144万円より。初年度300ライセンス、5億円の売上を目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]