エス・ピー・エス・エス(SPSS)は12月21日、EFM(Enterprise Feedback Management)に対応する統合パッケージの新バージョン「Dimensions3.1」の出荷を開始したことを発表した。
Dimensionsは、顧客の声をビジネスにフィードバックできるようにデザインされたパッケージ製品。顧客の声を収集するための「調査票デザイン」から「データ収集」「集計」および「レポーティング」までをひとつのプラットフォームで実現し、継続的に顧客の声を取り入れる仕組みを組織内に構築できる。
新バージョンでは、対象顧客から本音を引き出し、引き出した本音を顧客の購買データや行動データなどと照らし合わせて分析することで、よりリアルな顧客像の発見につなげたり、製品やサービスに反映させたりすることが可能になる。
Dimensions3.1は、7種類のコンポーネントから構成される。最小構成価格は300万円(税別)。SPSS Japanでは、初年度5億円の販売を見込んでいる。