オムロンは、同社が提供する法人向けブロードバンドルータ設置・保守サービスについて、従来サービスの価格を最大で約40%値下げすると共に、新メニューの追加を行うと発表した。新たな料金体系とメニューによるサービスは、1月17日より開始される。
同社が提供するブロードバンドルータ設置・保守サービスは、「オンサイト設置サービス」「年間オンサイト保守サービス」「年間先出しセンドバック保守サービス」の3つ。
技術員が顧客のルータ設置場所に出向いて設置作業を行うオンサイト設置サービスでは、従来から提供していた「設定あり」「設定なし(機器設置のみ)」のメニューをそれぞれ値下げし、新たに「設定変更(作業時間2時間)」のメニューを追加した。対象機種が「MR1000」の場合の価格は、設定ありの場合が6万6150円(従来価格8万1375円)。設定なしの場合が3万9900円(従来価格5万5125円)。設定変更が2万3100円。
技術員が顧客のルータ設置場所に出向いて、代替機との交換作業や動作確認を行う年間オンサイト保守サービスは、従来から提供していたウィークデー・9時から17時までのサービスに加え、24時間365日を対象とした保守サービスを開始する。対象機種がMR1000の場合の価格は、ウィークデー・9時から17時までのものが2万3100円(従来価格3万1500円)、24時間365日を対象としたものが2万7300円。
ルータに故障が発生した場合に、先に設定済みの代替機を送付し、代替機の到着後に顧客が故障したルータを送り返す「年間先出しセンドバック保守サービス」についても値下げを行う。対象機種がMR1000の場合の同サービスの新価格は1万4700円(従来価格1万8900円)。
オムロンでは、今回のルータ設置・保守サービスの値下げとメニュー拡充により、多数の拠点に安価で安定したルータを大量に導入したいユーザーを中心に、拡販を進めていくとしている。