マクニカネットワークスは1月17日、Trapeze Networks(トラピーズ)と共同でSymantec Corporationの「Sygate Secure Enterprise」シリーズとトラピーズの無線LANシステム「Trapeze Mobility System」の相互検証を実施、無線LAN環境下における検疫ネットワーク連携の動作を確認したと発表した。
Sygate Secure Enterpriseシリーズは、ロケーションバースのセキュリティルールに基づく多層防御プロテクションによって端末を保護しつつ、企業ネットワークに接続されるコンピュータにセキュリティポリシーの適合を強制することが可能だ。一方のTrapeze Mobility Systemは、無線LANスイッチ・アクセスポイント・統合管理ツール から構成される認証機能が充実した無線LANシステムだ。外部認証サーバなしでIEEE802.1X認証やウェブ認証を実現する。
今回の相互検証では、Trapeze Mobility System配下で無線LAN接続する端末がSygate Secure Enterpriseの「LAN Enforcer機能」と連携して、ユーザー認証やセキュリティポリシー適合チェックに基づいたネットワークアクセスの制御ができることが確認された。これにより、無線LANを利用した安全なネットワーク構築が実現できることになる。
マクニカネットワークスではこの検証結果をもとに、2月9日に開催される「Compliance Security Seminar」でこのソリューションの紹介を行う予定だ。