アマデウスは1月19日、インディアン航空がインドの航空会社で初めてグローバル対応のeチケットソリューション(ETS)を採用したことを明らかにした。インディアン航空は、全就航便および他社との接続便(インターライニング)についてeチケットの管理および販売を行える体制を構築した。
今回の契約には、IATA(国際航空輸送協会)の定めるeチケットスタンダードに基づき、インディアン航空のプロセスおよびシステムのアップグレードを担当するIBMが参加している。
インディアン航空はアマデウスのETSを採用することで、発券コストを削減するだけでなく、営業効率の改善や、これまで行ってきた航空券発券、保管、引渡しなどの旅行会社の負担を軽減したい考えだ。利用者は、インターネットでのチェックインやセルフサービスによるチェックインを利用でき、チケット紛失の際も簡単に再発行が受けられるようになる。
すでにアマデウスのETSはインディアン航空の予約/出発管理システムに統合されており、アマデウスのeチケットコミュニティに参加している航空会社や、需要に応じてその他の航空会社との接続便の設定も効率的に行うことができる。