日立、九州での事業強化で、4月に九州グループ会社の営業/SE部門を統合

ニューズフロント

2006-01-27 14:35

 日立製作所(日立)は4月1日付けで、九州地域のグループ会社の営業、システムエンジニアリング(SE)部門を統合する。日立、日立システムアンドサービス(日立システム)、日立システム九州の3社が1月27日に明らかにしたもの。日立グループが進める、地域別の事業体制強化策の一貫という。

 日立の九州地域における製造/流通分野の営業部門と、日立エイチ・ビー・エムの九州地域向け営業、SE部門を日立システム九州に統合する。

 統合後、日立システム九州は九州地域での情報システムの営業、企画、構築、運用を一貫して行う。

 日立システム九州は、2002年4月に日立システムの九州支社が分社化して設立。同年10月、日立の九州地域における金融、製造/流通分野のSE部門の移管を受け、現在170人体制で事業を行っている。

 日立グループでは今回の部門統合により、営業員とエンジニアを合計約250人に増員し、九州地域で情報システム事業の競争力を強化。2007年3月末時点で売上高90億円を目指す。

 また日立システム九州の資本構成も変更する。日立システムから日立への株式譲渡により、現在日立30%、日立システム70%である出資比率を、日立90%、日立システム10%に変更。日立が日立システム九州を子会社化する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]