弥生(平松庚三社長)は同社の会計ソフト「弥生会計06」のサポート契約ユーザーと弥生の会計事務所会員を対象に、無料で「経営診断サービス」を開始したと発表した。
「経営診断サービス」はユーザー企業の財務データから作成した経営指標の比較・分析するサービス。サービスの利用ユーザーは、経営診断結果データから自社の経営状況を客観的に把握できる。比較・分析用データには中小企業庁の「中小企業の財務指標」を使用。会計事務所会員は、自社の経営改善点を会計事務所がまとめた経営分析レポートを受け取れる。
中小企業向け無担保融資の普及にともない、金融機関では客観的な指標重視の傾向が強まり、経営者が自社の経営指標を把握することが求められている。こうした流れを背景に中小企業のユーザーを数多く抱える弥生では、ユーザーサポートの一環としてサービスを提供することにした。