KLabセキュリティ(利根川治社長)は、パソコンから個人情報を含むファイルを探し出すソフト「P-Pointer」の新版「P-Pointer3.0」を2月14日に発売する。価格は、旧バージョンと同じで、管理サーバーのライセンスが31万5000円、クライアントライセンスが10ユーザー10万5000円、50ユーザー36万7500円など。
「P-Pointer」は、地名や人名、メールアドレス、電話番号などの個人情報を含むファイルを探索し、個人情報の「現状把握」や削除が可能な個人情報スキャナ。WordやExcel、PowerPoint、Access、PDFなどのファイルや、ZIP、LZH、TARなどの圧縮ファイル、電子メールに対応する。また、個人情報ファイルをクライアントマシンに保存しないなどのセキュリティポリシーが守られているかのチェックにも利用できる。
最新版では、「従業員のセキュリティ意識向上」を支援するため、使いやすさと管理のしやすさを中心に強化。各クライアント端末へのインストールを不要にし、専用サーバーでなくても導入できるようにした。さらに、既存ユーザーからとくに要望の多かった「スキャンの残り時間の表示」や「スキャンの一時停止と再開(レジューム機能)」などにも新たに対応し、使い勝手の改善を図った。