NECは2月27日、デュアルコアインテルXeonプロセッサ7020(動作周波数2.66GHz)または同7040(3GHz)を最大8個搭載可能なラック型サーバ「Express5800/180Re-3」の販売を開始した。
新型サーバについて、NECは「(デュアルコア採用などにより)従来モデルに比べ価格性能比を最大2倍に高めた」とする。2.5型Serial Attached SCSI(SAS)対応ハードディスクを採用し、データ転送速度は1台当たり毎秒300Mバイト、最大6台実装時には毎秒1.8Gバイトとなる。RAID構成で出荷することで、信頼性も向上させた。「高速処理性能が必要とされる複数アプリケーションの同時処理や高負荷処理に適している」(同社)
メモリ空間を64ビットに拡張するEM64Tに対応しており、最大64Gバイトまで搭載できる。メモリの二重化も可能。ホットプラグ対応の冗長電源と冗長ファンも備える。サイズは3Uで幅444×奥行き700×高さ129mm、重さは最大40kg。
2Gバイトメモリ、ディスクレス構成時の税別価格は、Xeon 7040×2モデルが408万円から、Xeon 7020×2モデルが308万円からとなる。