日本オラクルは3月1日、「Oracle E-Business Suite」の容易な導入を支援する日本版「Oracle Accelerators(オラクル アクセラレーター)」の提供を開始したことを発表。同時に、Oracle Acceleratorsを構成する、30種類の日本市場向け標準業務フローも提供する。
日本版Oracle Acceleratorsは、日本の法制度、業種や商慣習などのビジネス要件を盛り込こんだ標準業務フロー、質問票形式による設定自動化ツールを含んだセットアップデータ、導入方法論および導入に関連したテストやユーザー教育、導入ガイドで構成される早期導入と低コストを目的とした業界/業種向けのテンプレート製品。
次の30種類の標準業務フローが提供される。
- 購買管理業務エリア:発注から支払いへ6フロー
- 生産管理業務エリア:需要から製造へなど10フロー
- 在庫管理業務エリア: 5フロー
- 販売管理業務エリア:受注から出荷・売上計上へなど5フロー
- 会計管理業務エリア:会計決算から財務報告へなど4フロー
Oracle Accelerators」を利用することで、導入リスクの低減、初期稼働までの期間短縮、十分な研修時間の確保による導入効果が期待できる。新しいビジネスモデルに対応する最新アプリケーションの導入と検証も、円滑に進めることができる。