NEC、分子動力学シミュレーション用サーバを三和化学研究所に納入

ニューズフロント

2006-03-14 14:30

 NECは3月14日、分子動力学シミュレーション(MD:Molecular Dynamics)向けサーバ「Express5800/MD Server」を三和化学研究所に納入したと発表した。

 分子動力学シミュレーションは、タンパク質分子の機能と構造を解明し、薬剤の候補となる分子を探索するために実施される。高精度な計算が可能だが、数週間から数カ月間という長い計算時間を必要とする。そこで、計算量を減らすため、多少精度が劣っても分子間相互作用のカットオフ近似などを適用してシミュレーションするという。

 Express5800/MD Serverは、専用計算ボード「MDエンジン」を搭載した分子動力学計算用のサーバだ。分子動力学シミュレーションにおいて計算の大部分を占めるクーロン力、分子間力などの非結合力計算を高速に処理する。そのため、カットオフ近似を用いずに、分子全体の力を高精度に計算できる。

 受注の理由について、NECでは「高精度の計算が可能であると同時に高いコストパフォーマンスを実現した製品であることと、利用者独自の分子動力学プログラム適用に対する技術サポートも含め、強力なサポート体制を用意していることなどが評価された」としている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    マンガで解説!情シスが悩む「Microsoft 365/Copilot」の有効活用に役立つ支援策

  2. ビジネスアプリケーション

    AIエージェントの課題に対応、生成AIの活用を推進するための5つのデータガバナンス戦略

  3. セキュリティ

    新入社員に教えるべき情報セキュリティの基礎知識--企業全体を守るための基本ルールを徹底解説

  4. ビジネスアプリケーション

    AIの投資対効果を最大化する「先導者」の存在--企業に求められる戦略策定能力

  5. ビジネスアプリケーション

    「AIエージェントによる顧客サポート」など10選、セールスフォースが示す最新のデータ活用法

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]