T-SS、情報漏えい防止製品に東京海上日動の個人情報漏えい賠償保険を付帯

WebBCN (BCN)

2006-04-03 11:00

 トリニティーセキュリティーシステムズ(T-SS、林元徳社長)は、情報漏えいと不正使用を防止するソリューション「Pirates Buster for Document (パイレーツ・バスター・フォー・ドキュメント、PB for Document)」に、東京海 上日動火災保険(東京海上日動)の「個人情報漏えい賠償保険」を付帯し、4月1日から販売する。情報漏えい対策から事故発生のリスクまで総合的にカバーしたソリューションを実現することで、「PB for Document」を安心して利用 してもらうことが狙い。

 万一、「PB for Document」がインストールされたコンピュータから個人情 報が漏えいし、ユーザーが法律上の賠償責任を負った場合、付帯された保険に より、損害賠償金や訴訟に要した費用が保険金として支払われる。保険金の支 払限度額は、ユーザー1社当たり300万円(免責金額10万円)。さらに、より大 きな補償を希望するユーザーには、T-SSが東京海上日動の代理店を紹介し、個々 のユーザーの事情に合わせ柔軟な保険の提案も行う。なお、同保険は、NECパー ソナルプロダクツが販売する「CAD図面まもるくん」も対象とする。

 「PB for Document」は、マイクロソフトのOffice製品(Excel/PowerPoint/Word)やPDF、CSV、TEXT形式などのファイルを暗号化して利用権限を管理し、情報漏えいとファイルの不正使用を防止する情報保護&セキュリティソリュー ション。「Winny」による情報漏えいに際しても、「PB for Document」で暗号 化され利用権限が管理されたファイルであれば、流出したファイルを取得した 第三者が内容を閲覧することはできない。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]