トリニティーセキュリティーシステムズ(T-SS、林元徳社長)は、情報漏えいと不正使用を防止するソリューション「Pirates Buster for Document (パイレーツ・バスター・フォー・ドキュメント、PB for Document)」に、東京海 上日動火災保険(東京海上日動)の「個人情報漏えい賠償保険」を付帯し、4月1日から販売する。情報漏えい対策から事故発生のリスクまで総合的にカバーしたソリューションを実現することで、「PB for Document」を安心して利用 してもらうことが狙い。
万一、「PB for Document」がインストールされたコンピュータから個人情 報が漏えいし、ユーザーが法律上の賠償責任を負った場合、付帯された保険に より、損害賠償金や訴訟に要した費用が保険金として支払われる。保険金の支 払限度額は、ユーザー1社当たり300万円(免責金額10万円)。さらに、より大 きな補償を希望するユーザーには、T-SSが東京海上日動の代理店を紹介し、個々 のユーザーの事情に合わせ柔軟な保険の提案も行う。なお、同保険は、NECパー ソナルプロダクツが販売する「CAD図面まもるくん」も対象とする。
「PB for Document」は、マイクロソフトのOffice製品(Excel/PowerPoint/Word)やPDF、CSV、TEXT形式などのファイルを暗号化して利用権限を管理し、情報漏えいとファイルの不正使用を防止する情報保護&セキュリティソリュー ション。「Winny」による情報漏えいに際しても、「PB for Document」で暗号 化され利用権限が管理されたファイルであれば、流出したファイルを取得した 第三者が内容を閲覧することはできない。