iAnywhere Solutionsは4月27日、2010年に実施される米国の国勢調査(U.S. Census)において、iAnywhereのモバイル技術が採用されたことを発表した。
この発表により、2010年の国勢調査の調査員が戸口訪問を行う際に利用する携帯端末に、iAnywhereのモバイルデータベースおよび同期ソリューションである「SQL Anywhere」や、モバイル機器管理およびセキュリティソリューション「Afaria」が組み込まれることになる。
同調査で使われる携帯端末は50万台以上。モバイル技術を活用した国勢調査としては、過去最大規模となる。米統計局向けにソフトウェアアプリケーションを開発するHarris CorporationおよびAccentureの両社が、iAnywhere製品のモバイル端末上での同期処理速度と、モバイルプラットフォームにおける安定性を評価し採用した。