NTTアイティ(橋田幸雄社長)と日本インターネットアクセス(NIA、春日裕 忠社長)、アプリケーションブースターズ(ABS、桝谷均代表取締役)の3社は、 「MagicaL-PC」サービスを6月12日に開始する。
「MagicaL-PC」は、USBキー1本でネットワークを経由して特定のPCに安全・ 簡単に接続できるNTTアイティの「MagicConnect」と、1台のPC上に複数のWindowsOSを動作させ、個人専用の仮想PCを提供するNIAの「L-PC」を組み合わせた 「ネットPC」を大学にレンタルするサービス。
学生は、学内や自宅、インターネットカフェなどにあるPC「MagicConnect」のUSBキーを挿すだけで、データセンターにある自分専用の仮想PCアクセスし、 学内情報の入手や授業の登録手続きなどが行える。
ASPでLANを使ったシステムで情報配信・交換・処理といった作業をするため、 大学側はシステム開発や運用コストの削減、初期投資が不要となるといったメリ ットが見込める。
動作環境は、仮想PCがWindows XP Pro、PC端末がWindows XP、2000。Me、98SE、Windows 2000 Server、Windows Server 2003、Windows Embedded。1アカ ウントあたりの税込み価格は、初期費用が7350円、USBキー1万500円、月額使 用料5250円から。最少契約期間は6か月。販売はABSが担当する。