Mainsoftは米国時間5月31日、IBMの「WebSphere Portal」サーバ上で、.NETアプリケーションとJavaアプリケーションを連係させるソフトウェアをリリースした。
Microsoftの.NETツールで作成されたアプリケーションとJavaプログラムは異なるプログラミング言語で記述されているため、これまで密接に連係できなかったと、Mainsoftの幹部は述べている。同社の「Visual MainWin for J2EE, Portal Edition」は、開発者が既存のMicrosoft ASP.NET Webアプリケーションを抽出し、IBMのWebSphere Portal上で稼働できるようリコンパイルすることを可能にする製品だ。
MainsoftのマーケティングディレクターJenna Dobkin氏は、1台のサーバでJavaと.NETプログラムを併用できれば、エンドユーザーにすぐれたパフォーマンスを提供できるようになり、IBMもこれを支持していると説明した。またDobkin氏によれば、MainsoftのツールはNovellのオープンソース「Mono」ソフトウェアを利用して、.NETアプリケーションとJavaポータルの互換性を実現しているという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ