メインソフト、「WebSphere Portal」上で.NETアプリケーションを利用可能に

文:Martin LaMonica(CNET News.com) 翻訳校正:尾本香里(編集部)

2006-06-02 10:55

 Mainsoftは米国時間5月31日、IBMの「WebSphere Portal」サーバ上で、.NETアプリケーションとJavaアプリケーションを連係させるソフトウェアをリリースした。

 Microsoftの.NETツールで作成されたアプリケーションとJavaプログラムは異なるプログラミング言語で記述されているため、これまで密接に連係できなかったと、Mainsoftの幹部は述べている。同社の「Visual MainWin for J2EE, Portal Edition」は、開発者が既存のMicrosoft ASP.NET Webアプリケーションを抽出し、IBMのWebSphere Portal上で稼働できるようリコンパイルすることを可能にする製品だ。

 MainsoftのマーケティングディレクターJenna Dobkin氏は、1台のサーバでJavaと.NETプログラムを併用できれば、エンドユーザーにすぐれたパフォーマンスを提供できるようになり、IBMもこれを支持していると説明した。またDobkin氏によれば、MainsoftのツールはNovellのオープンソース「Mono」ソフトウェアを利用して、.NETアプリケーションとJavaポータルの互換性を実現しているという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2023年OTサイバーセキュリティの現状レポート--75%の組織が過去1年間に1回以上の侵入を経験

  2. セキュリティ

    サイバーセキュリティ強化に向けてマイクロソフトが示す実践的な指針を紹介

  3. セキュリティ

    5分でわかる「AWS WAF」--基礎知識から運用で陥りやすい3つの落とし穴までを徹底解説

  4. セキュリティ

    最前線で活躍するトップランナーと本気で考える、これからのサイバーセキュリティ

  5. 経営

    ガートナーが指南、迅速な意思決定を促す「AI」活用を実践する3つの主要ステップ

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]