IntelやAdvanced Micro Devices(AMD)までもがハードウェアによる仮想化のサポートを掲げ、この技術を主流にすべく取り組んでいる。VMwareはMicrosoftに対して価格による圧力をかけているが、一方でXen projectは、WindowsのライバルLinuxに大きなリードを与えている。
2007年の登場が予定されているOS「Longhorn Server」(開発コード名)には改良された仮想化ツールが付属すると、Microsoftは話している。
Microsoftは主要機能を自社のサーバOSに組み込むことで仮想化を実現しようとしているが、Greene氏はこれに対し、そうした機能を切り離してインフラストラクチャソフトウェアとするほうが良いと主張している。将来、背後のOSをどうするかという決定は「問題とならなくなるだろう」と、Greene氏は言う。「アプリケーションの作り手が、発表したいアプリケーションに最適なOSを選択するようになる」
VMWareによると、VMWare Infrastructure 3は6月に3つのバージョンで発売される。価格は、中小企業向けの「VMware Infrastructure Starter」が2プロセッサあたり1000ドル、部門レベルで環境を整理統合する企業向けの「VMware Infrastructure Standard」が2プロセッサあたり3750ドル、大企業向けの「VMware Infrastructure Enterprise」が2プロセッサあたり5750ドルとなっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ