トランスウエア(松田賢社長)は、日本エフ・セキュア(渡邊宏社長)のア ンチウイルス製品「F-Secureアンチウイルス」をオプション搭載した、アンチ スパム製品の最新版「Active! hunter 2.0」を9月上旬に発売する。
「Active! hunter」は、国内開発のため、日本語の処理や日本国内に特有の 迷惑メール事情に細かく対応でき、日本語の迷惑メールを高精度で遮断できる のが特徴。迷惑メールエンジンには、迷惑メール業者による対策が進んでいる ベイズ理論ではなく、最新のSVM(Support Vector Machine)を採用。また、 メールサーバーの上位にゲートウェイとして設置し、高いメール処理性能によ って迷惑メールを排除して適切なメールの流量を確保する機能などを備える。
最新版では、「F-Secure アンチウイルス」とオプション連携することでウ イルス検査機能を提供できる。そのほか、ユーザーごとのフィルタON/OFF設 定機能、管理者向け/個人向け管理画面の刷新、トランスウエアのWebメール 製品「Active! mail 6.0 with Interactive Design」とのデザイン統合などを 行った。
税別価格は、企業向けのスタンダードライセンスが50ユーザーで27万3000円 から、文教向けのアカデミックライセンスが50ユーザーで19万2000円から。 「F-Secureアンチウイルスオプション」は、スタンダードライセンスが50ユー ザー、初年度保守込みで12万3000円から、アカデミックライセンスが50ユーザー 、初年度保守込みで8万5500円から。対応OSは、Red Hat Enterprise Linux AS /ES 3.0/4.0。