マイクロソフト、企業向けセキュリティソフト「ISA Server 2006」を発売

ニューズフロント

2006-09-01 19:05

 マイクロソフトは9月1日、企業向けセキュリティソフト「Microsoft Internet Security & Acceleration(ISA)Server 2006日本語版」の販売を開始した。「Standard Edition」と「Enterprise Edition」の2種類を用意する。

 ISA Server 2006は、組織内のIT環境をインターネット上の脅威から保護しつつ、「Exchange Server 2007」「SharePoint Server 2007」などによる情報公開を可能とするセキュリティゲートウェイ。

 シングルサインオン機能を備えるほか、スマートカードやワンタイムパスワードなどに対応した認証、Active Directoryとの統合といった機能に対応する。Windows UpdateやMicrosoft Updateの使用する「BITS」プロトコルのキャッシュも可能で、ネットワークの高速化にもつながるという。

 Standard Editionは、1台のサーバで最大4個のCPUが利用可能。Enterprise Editionは、利用可能なCPUの数に制限がない。対応OSは、Windows Server 2003(Service Pack 1以上)、Windows Server 2003 R2となる。ただし、64ビット版OSでは使用できない。

 ボリュームライセンスおよびOEMライセンスのほか、Standard Editionのみパッケージで販売する。Open Business Licenseの推定小売価格は、Standard Editionが24万9000円、Enterprise Editionが110万円。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]