リバーベッド、WAN高速化装置製品群を強化--ワイドエリアデータサービスソフトの新版も発表

CNET Japan Staff

2006-09-16 18:14

 リバーベッドテクノロジーは9月14日、ワイドエリアデータサービス(WDS)における新しいソリューションと、WAN高速化装置「Steelhead」製品群の強化を発表した。

 今回ラインアップされたのは、「Riverbed Optimization System(RiOS)3.0」ソフトウェアと、3種類の最新Steelheadアプライアンス。新製品では、最大4Gbpsのスループット、100万コネクションが可能。音声や動画を含むトラフィックのパフォーマンスを最適化し、ネットワークの統合、管理、レポーティングを簡素化できる。

 RiOS 3.0は、NFS、CIFS、VoIP/動画用QoS機能の運用能力を向上させるソフトウェア。Linux/UNIXユーザーのNFSを高速化するNFSアプリケーション合理化機能により、ClearCase、Unigraphics、Computer-Aided Three-Dimensional Interactive Application(CATIA)、Home DirectoryリモートアクセスといったUNIX系アプリケーションのパフォーマンスを最大55倍にまで向上させられるという。

 一方のSteelheadアプライアンス群は、最大OC-3(155Mbps)の「Steelhead 5520」、最大310Mbpsの「Steelhead 6020」、およびクラスタ当たり4Gbpsのスループット、100万コネクションを実現する「Interceptor 9200」がラインアップされた。

 税別価格は、Steelhead 5520が1380万円、Steelhead 6020が2380万円、Interceptor 9200が990万円。同日から受注を開始する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ChatGPTに関連する詐欺が大幅に増加、パロアルトの調査結果に見るマルウェアの現状

  2. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    いま製造業がランサムウェアに狙われている!その被害の実態と実施すべき対策について知る

  5. セキュリティ

    セキュリティリーダー向けガイド--なぜ今XDRとSIEMの違いを理解することが重要なのか

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]