シーピーアイ(野尻泰正社長)は、企業向け情報漏えい対策ソフト「TotalSecurityFort バージョン3.8.6」を11月1日に発売する。
「TotalSecurityFort」は、システム管理、リモート機能、ログ追跡など、12のモジュールを組み合わせ、企業ごとのニーズに即したセキュリティ管理体制を構築できるソフト。導入する企業の目的に合わせ、管理者の判断で、「制御」「記録」「監視」それぞれを重視した運用ができる。管理者の行動も削除できないログとして確実に記録されるため、管理者による不正の抑止も可能。管理者を監査するシステムを構築することもできる。
新バージョンでは、承認機能の強化やプログラムの特殊制御/ウェブサイトの特殊制御などの機能を追加。さらに、TotalSecurityFort承認システムの外部システムとの連携などが可能になった。
ソフトの開発元は台湾のFineArt Technology社。シーピーアイは日本の総代理店として、初年度20億円の販売を見込んでいる。価格はオープンで、100-200クライアントの1クライアント価格は2万7500円。
シーピーアイ=http://www.cpiinc.co.jp/
「TotalSecurityFort」=http://www.cpiinc.co.jp/tsf/