沖電気工業(OKI)と中国の華為技術は11月2日、国内市場向けの無線ブロードバンド規格IEEE802.16e(モバイルWiMAX)関連事業で協業すると発表した。
この協業を通じ、華為は、OKIから提供されるマーケティング情報にもとづいて製品カスタマイズやアプリケーション開発を行い、国内市場向けモバイルWiMAX製品の開発を進める。
一方、OKIはWiMAX端末や屋内ソリューションなど自社のWiMAX関連製品と華為のWiMAX製品を組み合わせ、顧客に提供していく。当面は、華為のモバイルWiMAX製品の付加価値再販業者(VAR)として、国内向けにカスタマイズ販売する。
OKIは機器を販売するほか、評価、調整、性能改善などのサービスを実施し、全国300カ所以上の拠点から保守サービスを提供する。