サムライズ(谷利太郎社長)は、リンコム(藤原信二社長)と販売代理店契約を締結し、統合型グループウェア・ソリューション「リンコムネクスト」を発売した。サーバーに搭載されているCPUの数に応じたライセンス体系で、1CPU搭載サーバー用ライセンスが150万円から。
「リンコムネクスト」は、グループウェアと企業内ポータル、企業間ウェアの3つの用途に利用できる。「グループウェア」の場合は、社員間のスケジュール管理や電子掲示板、会議室予約、文書管理など社内での情報共有を行える。
「企業内ポータル」では、社内に散在する様々なシステムを統合し、トップ画面に最新情報を表示する機能を搭載。「企業間ウェア」の場合では、代理店などへの情報提供やグループ会社間での情報共有など、企業間でのコミュニケーションを促進できる。
ソリューションはブラウザで操作する「インターフェース層」、「リンコムネクスト」のベースエンジンでデータベースとの連携を司る「WEBアプリケーションサーバ層」、「リンコムネクスト」のデータを確保する「データベース層」の3階層に分かれており、小規模から大規模まで組織の規模にあわせシステム構成を設計することができる。
ユーザーを部署、課、支店などのグループ単位で、階層的に管理するため、実際の組織構造と同じようにグループ管理ができる。また、SQL Serverをはじめとする汎用的なデータベースに対応。「リンコムネクスト」で登録したデータは全て汎用データベースへ保存するため、データの2次加工や他の基幹系システムなどとの連携も図ることができる。