米ヴイエムウェア(カリフォルニア州)は現地時間1月16日、米国国防総省 (DoD)所属の独立したサポート機関である国防契約管理局(DCMA)が、同社 の仮想化ソフト「VMware Infrastructure」を使用し、サーバーインフラスト ラクチャの仮想化をほぼ100%達成したと発表した。
DCMAでは、同ソフトの機能を活用し、データセンター(IDC)にかかわる設 備投資と運営コストの削減、サーバー利用率の向上、IDC管理の自動化を図っ た。世界中に分散した17か所のIDCを3か所に集約することを目指し、すでに560台のサーバーを160台までに削減。その結果、サーバーのハードウェアのメン テナンスとアップグレードに要するコストが削減し、同時にデータセンター管 理と緊急時の復元手順が簡素化した。また現在は、仮想化ソフトウェアスイー トの第3世代バージョン「VMware Infrastructure 3」への移行を進めている。