GXSは2月5日、米家電量販店のCircuit City Storesが中小規模のサプライヤー各社との受発注業務の電子化を促進することを目的に、GXSのソリューション「GXS Trading Grid」を採用したことを発表した。
Circuit City Storesは、GXS Trading Gridのサービスの一部である「GXS Intelligent Web Forms」を、企業間電子商取引インフラを持たない取引先に提供する。 GXS Intelligent Web Formsは、インターネット対応のウェブEDI/電子帳票ソリューション。ウェブ画面上の決められたフォーマットに入力するだけで、企業間電子商取引が容易に実現できる。
GXSのソリューションを活用することでCircuit City Storesのサプライヤー各社は、インターネット接続とブラウザがあれば企業間電子商取引を開始することが可能。取引に関連する書類を、電子書式として作成、閲覧、管理、送信するなどの仕組みを利用できる。
一方、Circuit City Storesは、より多くのサプライヤーが取引業務を電子化することでサプライチェーンの可視性を向上し、手作業処理に要する時間やコストを低減することができる。
同社はまた、GXSの取引先接続支援サービスである「GXS Community Link」により、グローバル規模でパートナーとの関係構築、テクニカルサポート、変更管理が可能なコミュニティ管理環境も提供する。