日本エフ・セキュア、未知の脅威にも対応する企業向けセキュリティソフト

WebBCN (BCN)

2007-02-08 10:28

 日本エフ・セキュアは2月7日、企業向け統合セキュリティ対策ソフトの最新 版「F-Secureアンチウイルス クライアントセキュリティ Ver7」を発売したと 発表した。税別価格は100ユーザーで38万円、500ユーザーで110万円から。2月14日から出荷を開始する。

 Windows PC端末のウイルス対策やスパイウェア対策、ファイアウォール、侵 入防止、アプリケーション制御を統合し、集中管理機能を持つ。最新版では、 未知の脅威に対する保護機能「F-Secure DeepGuard」、ルートキット対策機能 「F-Secure BlackLight」を新たに搭載。スパイウェア検知機能も強化した。

 「F-Secure DeepGuard」は、定義ファイルベースのシステムと数種の事前予 防技術を統合したホストベース侵入防止機能(HIPS)を備えており、未知の攻 撃に対応する。一方、「F-Secure BlackLight」は、システムの深部を検査し てルートキットを探し出す。具体的には振舞検知技術を使い、ユーザレベルと システムレベルの2つのビューを比較。違いがある場合にルートキットと判断 することで、隠されたウイルスやスパイウェア、バックドアを検知する。

 対応OSはWindows XP、2000で、Windows Me、98、NTで動作する現バージョン 「Ver5.72」も同梱して出荷する。Windows Vistaに対応する公開ベータ版「Ver7.1」も同社サイト上で提供している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

  5. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]