ディアイティ(dit、下村正洋社長)は2月8日、Windows Vistaとインテルの 無線LANチップに対応したLAN分析ソフト「OmniPeekシリーズ」の新バージョン 「OmniPeek v4.1」を発表した。2月13日から出荷開始する。税別価格は21万8000円から。OSはXP、2000でも利用可能。
「OmniPeek」は、米ワイルドパケッツ(カリフォルニア州)が開発したLAN の通信状況などを分析するソフト。最新版では、インテルが提唱する「Intel Centrino モバイルテクノロジー」用の無線LANチップ「Intel Pro/Wireless 3945 ABG ネットワークコネクション」に対応。無線LANカードを使用すること なく、「Centrino」経由で、ソフトを入れたノートPCから無線LANの通信状態 やネットワーク解析などができるようにした。
また、分散型ネットワーク解析システム「OmniAnalysisPlatform」として利 用した場合に、収集したネットワークのデータを作成するレポート機能「OmniReport Service」を新たに搭載した。レポート機能は別途用意するデータベー スサーバーとの連携が可能。各拠点に配置した分析エンジン「OmniEngine」か らのデータを統計解析し、グラフィックで表示もできる。また、ウェブシステ ムを編集することで、レポート機能をカスタマイズすることも可能。