日本ユニシスは3月19日、学習管理システム「RENANDI(レナンディ)統合eラーニングシステム」に、学生の学習意欲維持を支援するメンタリング機能を追加し、3月20日より提供開始すると発表した。
RENANDIのメンタリング機能では、感情面での支援担当者(メンター)が学生に指導、助言を行うための手引書と、学生とのコミュニケーション状況を複数のメンターが把握するための情報共有サービスを提供する。
また新たに「カルテ/フィードバック機能」を搭載。教員が記入した学生の学習態度などのコメントと、学生に通知したフィードバック情報を、教員同士で共有できるようにした。このほかメンター向けの資料として、学生ごとの教材参照回数や参照日時、学習時間、点数、進ちょく状況などを一括して確認できる「学習進捗状況参照機能」を用意する。
RENANDIの対応OSは、Windows XP、Windows Server 2003、Red Hat Enterprise Linux、CentOS。アプリケーションサーバにTomcat、データベースサーバにPostgreSQLを必要とする。日本ユニシスでは、メンタリング機能付きのRENANDIを、教育機関のほか自治体、企業にも提案し、今後3年間で60セットの販売を目指す。