インサイトテクノロジーは3月23日、データベース向け情報漏えい監視システムの最新版「PISO Ver3.1」の出荷を開始した。新たに、Microsoft SQL Serverを監査対象データベースに加えた。
PISOは、データベースへのアクセスを記録し、不正アクセスの防止や発見を図るシステム。不正アクセスのリアルタイム監視、監査ログの追跡/分析などが行える。
最新版は、SQL Serverの監査に対応した。これにより、Oracle DatabaseとSQL Serverが混在するデータベース環境でも、監査が可能となった。
SQL Serverから監査ログを取得するには、SQL ServerのProfiler機能を使わなければならないが、同機能はパフォーマンス劣化を引き起こすおそれがある。そこでPISO Ver3.1は、パフォーマンスに影響を及ぼす状態を検知することで、パフォーマンス劣化を自動回避する。また、SQL Serverの監査ログをメモリから取り出し、パフォーマンス劣化を軽減している。