デルは3月28日、仮想化統合ソフト「VMware Infrastructure 3」のプレインストールモデルおよび仮想化ソリューションのパッケージの販売を開始した。
今回の発表で同社は、「VMware Infrastructure 3プリインストールモデル」「ファイバチャネル接続エントリーモデル」の2つのモデルと、新サービス「キャパシティプランナーサービス」の提供を開始する。
VMware Infrastructure 3プリインストールモデルでは、通常納期から+1〜2日以内で、VMware Infrastructure 3の事前インストール・基本設定および動作確認を完了した製品を納品する。プレインストール費用はサーバ1台あたり9万6600円。
ファイバチャネル接続エントリーモデルは、ファイバチャネルDAS(ダイレクト・アタッチド・ストレージ)接続によるサーバ/ストレージのソリューションパッケージ。デュアルパス構成で提供される。価格は800万円台から。
キャパシティプランナーサービスは、大規模なサーバ統合やITシステムの効率化を検討する企業向けのシステム診断サービス。4週間分のログを収集、分析し、最適なサーバ/ストレージの組み合わせを提案する。価格は70万円から。
3月29日から4月13日の期間、使用状況のレポート提出やデルのホームページ・出版物への掲載に協力できるユーザー向けにVMware Infrastructure 3プリインストールモデルを特別価格10万5000円で提供するモニター募集を行う。
VMWare Infrastructure 3は、ヴイエムウェアの「VMware ESX Server」に、仮想サーバ管理ソフト「VMware VirtualCenter」、分散ファイルシステムソフト「VMware VMFS」、分散リソーススケジューラの「VMware DRS」、高可用性機能の「VMware HA」、バックアップツールの「VMware Consolidated Backup」を組み合わせた仮想化統合ソフトだ。