インデックス・ホールディングスとサイボウズは3月30日、共同出資会社「ZINGA」を設立したと発表した。ZINGAでは、企業向けに携帯電話とパソコンをシンクロしたシンクライアント型セキュリティサービスを展開する。
ZINGAは、携帯電話およびPHSを利用するビジネスユーザー向けに、日本版SOX法をはじめとした法制対応やセキュリティ関連サービスを提供する。資本金は5000万円で、出資比率はインデックス・ホールディングスが90%、サイボウズが10%となっている。
第1弾のサービスとして、企業向けにパソコンと携帯電話の双方で扱えるシンクライアント型情報セキュリティサービスを開発しており、インデックスグループ独自の開発技術を用いて端末の使用後に顧客データ並びに交信記録を残さない形でのサービスを実現することに成功している。これにより安全な形で顧客情報を社外で利用することが可能となる。なお、サービスの開始は2007年5月を予定している。