グーグル、「Google Docs & Spreadsheets」にプレゼン機能を追加へ

文:Elinor Mills(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2007年04月18日 06時53分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 サンフランシスコ発―Googleの最高経営責任者(CEO)Eric Schmidt氏は米国時間4月17日、同社ウェブホステッドソフトウェア「Google Docs & Spreadsheets」でプレゼンテーションやスライドショーの作成が可能になるだろう、と「Web 2.0 Expo」で語った。

 Schmidt氏は、同機能に関する短いプレゼンテーションとともに、まもなく公開予定だと述べた。ただし、特定の時期について明らかにすることは避けた。

 同氏は基調講演で、「これはプレゼンテーションの1つの方法だ。コラボレーションはコミュニティーの機能を決定するキラーアプリだ」と語った。

 Docs & Spreadsheetsは拡張されたことで「Microsoft Office」と競合するのか、という作家でありブロガーであるJohn Battelle氏の質問に答えて、Schmidt氏は、「そうは思わない。Docs & Spreadsheetsはすべての機能を備えているわけでもなく、Microsoft Officeのような製品の機能を持つことが意図されているわけでもない」と述べた。

 Googleによる「PowerPointキラー」は過去数カ月、噂となっていた。

 Googleは2004年の「Gmail」を皮切りに、各種生産性アプリケーションを無償オンラインサービスとして次々にリリースしてきた。2006年にも、Googleは「Documents」および「Spreadsheets」の両製品を統合している。Microsoftとは競争しないとGoogle幹部らは主張するが、Battelle氏をはじめとする業界の事情通は、GoogleはMicrosoftが市販するデスクトップソフトの無償オンラインバージョンを提供することで同社の収入源を狙っている、との意見だ。しかも、Microsoftの対抗策である「Windows Live」はまだ大きな成果を挙げていない。

 Battelle氏が「どう見てもこれは『Microsoft Office』のライバル製品だ」と述べると、同意見の聴衆から一斉に拍手喝采が沸き上がった。同氏は、Microsoft製品の「無償の代替製品であり、脅威と成り得るものだ」と続けた。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
クラウドコンピューティング

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
トランザクションの今昔物語
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算